消防設備士としての日々は、決して派手なものではありません。消防士のように体を張って誰かの命を守るわけでもありません。
そんな消防設備士の目立たない作業が、命を守るために必要な「確かな仕事」だと信じています。たとえ誰にも感謝されることがない仕事でも、今後起こるかもしれない火災の悲劇の芽を未然に摘んでいます。
そんな使命深き消防設備士の世界に飛び込み、その仕事のやりがい・面白さに魅了され、人生を大きく変えることができたと思います。

消防設備士としての日々は、決して派手なものではありません。消防士のように体を張って誰かの命を守るわけでもありません。
そんな消防設備士の目立たない作業が、命を守るために必要な「確かな仕事」だと信じています。たとえ誰にも感謝されることがない仕事でも、今後起こるかもしれない火災の悲劇の芽を未然に摘んでいます。
そんな使命深き消防設備士の世界に飛び込み、その仕事のやりがい・面白さに魅了され、人生を大きく変えることができたと思います。


勉強は苦手でしたが、高校受験で逆転合格を勝ち取った経験が、「自分でもやればできる」という自信を与えてくれました。この努力で掴んだ成功体験がその後の人生においても❝逆境からでも這い上がる❞諦めない気持ちを作ってくれたように思います。

それまで防災業界のことはまったく知りませんでした。漠然とした消防士への憧れから、消防というフレーズに惹かれたというのが正直なところ。でも「人は裏切るけどモノは裏切らない」「真面目にやった分だけ返ってくる仕事の方が向いている」と妻に勧められて妙に腑に落ちたのを覚えています。

国家資格である消防設備士を取得することで自分が社会で認められていくようで嬉しかったことを覚えています。3年間で消防設備士を制覇したころには、この仕事の面白さに魅了されていたように思います。

これまでの知識や経験が通用しない現実を目の当たりにし、❝正しい消防点検❞と、❝現実的に可能な点検❞の違い、消防設備点検のいわば❝理想と現実❞を直視する経験を得ました。この時の経験が今の私の防災屋としての血肉になっています。

”正しい消防点検”には、点検と工事の両輪が必要だと感じていました。工事で設備の理解を深めることで点検のクオリティーが高まる。ここでは理想に近い消防点検を展開することができて、これまでのキャリアの集大成になりました。

消防設備会社を退職し、防災業界を続けるか迷っていた時、仲間やお客様の応援が後押しとなり、現在の会社を立ち上げました。起業を決めてからは縁がどんどん広がり、仕事でも成果を出せるようになりました。何か見えない力に背中を押されて、防災の仕事を続ける道を選ぶことができたと感じています。

たくさんのお客様、そして仲間たちに支えられて、今のゆうあい防災があります。そのご恩返しは、ゆうあい防災が「命を守る」信念を貫いて、社会貢献の組織作りに挑み、そして拡大していくことだと考えています。
幻冬舎
172ページ
1,760円(税込)
